「すごいけど、自分にもできるの?」
最近SNSで話題の、AIが生成した動画。
あなたも、そんな風に思っていませんか?
AIアーティスト「b℧bble.noir」としての活動を始めたばかりの、私。
正直に言うと、まだ活動実績なんて、ほぼありません(笑)。
でも、だからこそ、同じように「これから始めてみたい」と思っているあなたの、一番リアルな道しるべになれるかもしれない。
そんな想いで、私が初めてAI動画の生成に挑戦した、その全記録をここに綴ります。
成功も、失敗も、すべて正直にお伝えしますね。
私のAI動画制作、全工程を公開します
今回、15秒の短い動画を一本作り上げるまでに行った、全工程がこちらです。
STEP1:AIとの対話で、世界観を構築する
まず、いきなりツールを触ることはしません。ChatGPTのような文章生成AIを相手に、「こんな世界観で、こんな物語の動画を作りたい」と、ひたすら壁打ちをします。ここで、物語の解像度を、自分の中で徹底的に高めていくのです。
STEP2:Midjourneyで、物語の「一枚絵」を生成する
世界観が固まったら、次はAI画像生成ツール「Midjourney」の出番です。壁打ちで得たイメージを元に、動画の核となる「静止画」を生成します。ここで作る一枚絵が、動画全体のクオリティを左右する、非常に重要なパートです。
STEP3:動画生成AIで、静止画に「命」を吹き込む
次に、Googleの「Veo3」のような動画生成AIを使い、STEP2で作った静止画から、短い動画を生成します。(この工程で使うツールは、これからもっと良いものを探していく予定です)
静止していた世界が、ここで初めて「動き」を持ち始めます。
STEP4:DaVinci Resolveで、「作品」へと昇華させる
そして、最後の仕上げが、動画編集ソフト「DaVinci Resolve」での編集作業です。
正直に告白すると、私はこのソフトを今回初めて使いました。その操作画面は、まさに宇宙船のコックピット。ど素人の私が、いきなり操縦桿を握らされたような感覚でした(笑)。
それでも、格闘の末、なんとか15秒の動画として、一つの「形」にすることができました。
完成した喜びと、次への一歩
完成した動画を、おそるおそるYouTubeにアップロードしてみました。
すると、本当に少しだけですが、再生されている…!
たったそれだけのことが、今は嬉しくてたまりません。
もちろん、プロが見れば、つたない部分だらけでしょう。
でも、私にとって大事なのは「まずは形にすること」。
この一歩を踏み出せたことが、次への大きなモチベーションになっています。これからも、この挑戦を続けていきたいです。
b℧bble.noirの世界が、動き出した日
私にとって、AI動画は単なるツールではありません。それは、b℧bble.noirの世界観を描き出すための、新しい「絵筆」です。
私がずっと表現したかった、「真夜中2時のラジオのテンション」。
あの、静かで、少し気怠い空気感に、「動き」と「時間の流れ」が加わった時、私の世界は、また一つ、解像度を上げたのです。
【処分箋】この記事を、こんなあなたに届けたい
- クリエイティブな表現に挑戦したいけど、専門スキルがなくて諦めていた、あなたへ
- AIアートの、次の一歩に興味がある、あなたへ
- 自分の「世界観」を、新しい形で表現してみたい、あなたへ
最初から傑作を目指す必要はありません。まずは「雨の中を歩く猫」のような、3秒の動画でいい。
あなたの言葉が、映像に変わる。その魔法のような体験を、ぜひ一度、味わってみてください。
この記事が、あなたの挑戦の、小さなきっかけになれたら、嬉しいです。