AIで作曲した曲を配信してみた|b℧bble.noirが選んだサービスと5つのステップ

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自分のスマホで、いつも聴いているSpotifyを開く。
検索窓に、自分のアーティスト名を入れる。
すると、そこに自分の曲が…。

かつては夢物語だと思っていた、そんな未来が、今日、私の現実になりました。

こんにちは、ゆるブロガー犬山です。
この度、私が制作した楽曲を、AIアーティストのb℧bble.noirとして
SpotifyやApple Musicなどで全世界に配信することができました。

この記事は、特別なコネも、専門知識もなかった私が、どうやって自分の曲を世界に届けたのか、その全記録です。
「自分の曲を発表したい」と願う、すべての人のための、具体的なロードマップになります。

目次

大前提:個人では、Spotifyに直接配信できない

まず、大前提として知っておくべきこと。
それは、私たち個人が、SpotifyやApple Musicに直接、曲をアップロードすることはできない、という事実です。

ではどうするのか?
ディストリビューター(音楽配信代行サービス)」という、私たちの代わりに各ストアに曲を届けてくれる、仲介業者を利用します。

私が選んだディストリビューターは「Distrokid」

世の中には様々なディストリビューターがありますが、私は今回このサービスを選びました。
DistroKidは、年間料金を一度払えば、曲数無制限で配信できるのが魅力でした。
他にも調べてみると初心者でも使いやすく、多くのAIアーティストが使っているのでこちらにしました。

サービスの公式サイトは、こちらです。
[公式サイトへのリンク]

【5ステップで解説】配信申請の、具体的な流れ

アカウント登録から申請完了まで、実際の流れは、驚くほどシンプルでした。

① アカウント登録と、楽曲情報の入力

アーティスト名(b℧bble.noir)、楽曲タイトル、作詞・作曲者名などを入力します。

② ジャケット画像のアップロード

ここで、AIアートが活きてきます。自分で作った最高のジャケット画像をアップロードしましょう。
(※ちなみに、Distrokidでは、3000px × 3000pxの正方形、JPG形式が推奨されていました)

③ 音源ファイル(WAV形式)のアップロード

完成した楽曲のデータをアップロードします。高音質のWAV形式がおすすめです。

④ 配信ストアの選択

Spotify、Apple Music、LINE MUSIC、YouTube Musicなど、どのストアで配信したいかを選びます。「すべて選択」も可能です。

⑤ 審査、そして、配信開始へ!

申請内容に不備がないか、サービス側で審査が行われます。
私の場合は、申請してから3営業日ほどで、「配信手続きが完了しました」という嬉しい連絡が来ました。

【自分ごと】自分の名前を、検索した日

配信開始の通知が来た日。
私は、おそるおそる自分のスマホでSpotifyを開き、検索窓に「b℧bble.noir」と打ち込みました。

そこに、自分が作ったジャケット画像と、曲のタイトルが並んでいるのを見た瞬間。
それは、ただ「嬉しい」という言葉では、到底足りませんでした。

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