なぜ、AIとの「遊び」が「練習」に勝るのか?HSPクリエイターの気づき

翻訳

「AIについて、学ばなきゃ」
「スキルがない私は、きっと、取り残される」

そんな、世の中の焦燥感を、横目で見ながら。
私は今、冬にリリースする新曲のために、AI動画の制作準備を進めています。
そのために、まずは、動画の素材となる「画像」を、狙い通りに生成できるようにならなければ、と、日々、練習を重ねていました。

それは、未来のための、いわば「努力」の時間。
のはずでした。
私が、全く予想もしていなかった、本当の「宝物」を見つけるまでは。

目次

目的は「動画の練習」。のはずだった。

練習のために生成した、たくさんのAI画像。
それらを、ただPCのフォルダに眠らせておくのは、もったいない。そう思って、X (Twitter)に、投稿することにしました。

そして、ただ投稿するだけでは、味気ないから、と、一枚一枚の画像に、ふと、思いついた「タイトル」をつけて、投稿し始めたのです。

「好き」という、圧倒的なエネルギー

気がつけば、私は、本来の目的であるはずの動画の練習そっちのけで、この「タイトルづけ」という、新しい遊びに、完全に、ハマっていました。
楽しくて、面白くて、時間が、あっという間に、溶けていく。

なぜだろう?

AIが、偶然、生み出した、一枚の絵。
そこに、「ホットココア同盟」や「星屑のドライブ」といった、言葉が与えられた瞬間、その絵は、一つの「物語」を持ち始める。
その、命が吹き込まれる瞬間に、私は、立ち会っていたのです。

そして、「結局、これだな」と、腑に落ちた

その時、私は、腑に落ちました。
先日、私がブログに書いた、「結局、人生は『好きかどうか』の追求でしかないのかもしれない」という、あの哲学。
その、本当の意味を、私は、この「タイトルづけ」という、小さな遊びの中で、再発見したのです。

「動画制作のために、練習しなきゃ」
これは、未来のための、「べき論(should)」です。

「この絵に、タイトルをつけるの、最高に楽しい!」
これは、今、この瞬間の、「好き(like)」です。

どちらが、私を、より強く、そして、より遠くへ、運んでくれるのか。
答えは、もう、明らかでした。
「好き」という、感情の、圧倒的なエネルギー。
AIとの、この、ささやかな「遊び」を通して、私は、自分軸思考を改めて、この手で、握りしめたのです。

【処方箋】あなたの「好き」は、どこに隠れている?

もし、あなたが今、「〜べき」「〜しなきゃ」という、見えないプレッシャーに、少しだけ、疲れているなら。
一度、その「目的」から、少しだけ、寄り道してみませんか。

その、一見、無駄に見える「遊び」の中にこそ、あなたが、本当に、求めていた「答え」が、隠されているかもしれません。
あなたの「好き」という、最強のエンジンを、見つけ出せるのは、あなたしか、いないのですから。

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