秋の夜長。
夏の熱も、冬の厳しさもない、曖昧で、心地よい時間。
そんな夜中に、ふと甘いものが食べたくなるのはなぜだろう。
そして、大切な誰かを想う気持ちが、「会いたい」のか「そうでもない」のか、白黒ハッキリつけられないのは、なぜだろう。
この秋、b℧bble.noirは、そんな「煮え切らない心」を、「チョコミント」の色に託した、新しい曲をリリースします。
その、甘くて、すぐに苦くなる色の正体について、お話ししますね。
コンセプトという名の「新しいフレーバー」
今回の曲のコンセプトは、ふとした瞬間に、本当に偶然、思いつきました。
b℧bble.noirのイメージカラーは、これまでネオンピンクが中心だったけれど、秋に向けて、少しだけ雰囲気を変えたいな、と思っていて。
テーマである「深夜の甘いもの」から連想したのが、「チョコミント」でした。
甘いチョコレート(ブラウン)と、爽やかで少しクールなミント(グリーン)。
この二つの色が、そして味が、隣り合っている感じ。
それって、暖かい気持ちと、冷静な気持ちが混じり合う、人の心そのものじゃないか、と。
理屈じゃない。難しいことじゃない。
ただ、「食べたい」と「あの人を想う」が混ざり合った、女の子の、単純で、正直な気持ち。
それが、今回の曲の核となるテーマです。
そして、この「チョコミント」というカラーテーマは、この曲だけでなく、今年の秋冬に発表していく作品全体の、テーマカラーにしようと決めています。
ジャケットに灯す「チョコミント」の光
そうと決まれば、ジャケットアートの世界観は、すぐに固まりました。
今回の主人公となる「女の子」は、この「ブラウン」と「グリーン」の世界の住人です。
「グリーン」は、秋の少し冷たい空気にも、部屋の暖かい光にも、どちらにも不思議と馴染む、その曖昧さが、今回のテーマに、これ以上なく完璧にマッチしていると感じています。
彼女の髪に、その「グリーン」を灯すことで、この曲のすべての感情を、表現しました。
この子の表情から、あなたは何を感じますか?
「歌詞」という名の、核心
b℧bble.noirの歌詞は、少し感情的かもしれません。
なぜなら、私の音楽は「真夜中」に生まれ、そして「真夜中」に聴かれることを、イメージしているから。
夜という闇は、不思議と人の心を素直にさせますよね。
(まあ、基本的には、メンヘラにさせるとも言う。笑)
この曲の歌詞も、そんな夜中の、感傷的で、でも正直な気持ちを、そのまま閉じ込めました。
「これが最後」って思っても 嘘だった “I’m fine” と同じくらい
今の私の全てです
すでに曲は完成しています。
今の私にできる、最高に甘くて、最高に切ない一曲になったと、信じています。
この曲を創っていた期間は、私にとって、自分自身の曖昧な心と、深く向き合うような時間でした。
新しい音の、届け先
リリースは、9月中旬頃を予定しています。
詳しい日程や、ティザー動画の公開などは、b℧bble.noirのX (Twitter)で、いち早くお知らせします。ぜひ、フォローして、この新しいデザートの完成を、楽しみにお待ちください。
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