先日、りほピアノさんのコンサートに行ってきました。
正直なところ、行く前にYouTubeで予習することはせず、ほぼぶっつけ本番で飛び込みました。
なぜ行ったかというと、知り合いが行くと聞いて、「私も行ってみようかな」と軽い気持ちで思ったからです。
出だしの、たった一曲で泣きました。
頭で考えるよりも早く、体が反応したあの瞬間。
ピアノの音が好きなんだなって再確認したし、音の力の凄さ、「生(ライブ)」の持つ圧倒的な熱量を再確認した日になりました。
この記事では、ピアニストの演奏から学んだ「表現の深さ」と、そこから見つけた私自身の「心の居場所」について語ります。
【体験談】HSPの私が「端の席」で得る最高の癒やし
1. 純粋な感動だけを求めて
私は今回、純粋に音楽と、自分自身で向き合いたかった。
そのため、知り合いには行かないみたいな雰囲気にして(根暗 笑)、会場の端の席を選びました。
途中みんなで手拍子だったり、掛け声だったり、最後に一緒にポーズをとっての写真撮影があったのですが
私の集団苦手心理が発動してしまい、、、
端の席の利点を活かして、自分のペースでふわぁーっと流して、しれっと一人で楽しんだのです。
そして、席の近くに、同じように集団が苦手そうで静かに音楽を楽しんでいる人がいて、言葉を交わさずとも、なんとなく仲間を感じて少し安心しました!?。
2. プロの「継続」と「一瞬のひらめき」
コンサートの途中のMC(曲紹介)で、りほピアノさんが曲への思いをさらっと話してくれました。
音楽を作るという作業は、時間や労力がかかることもあるし、逆にさらっとできてしまう時もある、とのこと。
努力の継続の先に、「さらっとできる瞬間」や「一瞬のひらめき」が生まれる。
そして、その「さらっと」生まれた曲が、聴く人の心を打つほどの「音の力」を持っている。
プロの視点から、「コツコツ継続」と「表現」への学びを深める時間にもなりました。
【哲学】「一箇所に依存しない」新しい心の居場所の設計図
あの「生」の音を浴びて、私は新しい探求心が生まれました。
これまでは一人の演奏家を深く追いかけるのも素敵だと思っていましたが、今は、「いろんな方のピアノコンサートに行きたい」という思いが強くなったんです。
これは、私自身の今の精神状態を反映している気がします。
一つの場所に深く依存せず、フラットに、自由に行き来できる「ゆるい居場所」を複数持ちたいという、私の現在の生き方の哲学です。
たくさんの「音の力」から、新しい刺激やエネルギーをもらいたい。
そう思う、私自身の「新しい旅」の始まりを感じた日でした。
音に心を預けてみる
届けたい人:純粋な感動と心の居場所を探している人へ
コンサートやライブは、一人で行く楽しみもあります。
予習はいりません。
私も、YouTubeを見ている前提の内容だったので、少し戸惑いましたが、それは些細なことです。
予習で得られる知識よりも、予想外の感動に体が反応する「生」の体験の方が、心を豊かにしてくれます。
誰にも頼らず、誰にも話さず、ただ音に心を預ける時間。
それが、あなたの心に力を与え、「ゆるい居場所」の哲学を教えてくれるはずです。

