冬は嫌いじゃないけど。料理は苦手。
でも「鍋」という魔法で、なんとか自炊っぽい毎日を生きている。
誰かのためじゃなく、自分のために。
それが、ちゃんとあたたかくて、私の幸せ。
ちゃんと作れないけど、ちゃんとあたたまりたい
私は料理ができない。
本当にできない。
レシピを検索しても、工程が多いだけでやる気が失せるし、
調味料を何種類も揃えるのも苦手。
そもそも「何を食べたいのかすら、わからない日」もある。
でも、冬って、食べることをなおさら億劫にさせてくる。
寒さ、暗さ、やる気のなさ。
それでも、やっぱり何かを食べなきゃいけない。
体をあたためたい。
心も、ちょっとだけ満たしたい。
そんな私の冬の答えが、「毎日鍋」だった。
毎日、鍋。これが私の冬の“自炊”です
冬になると、私は鍋キューブを数種類ストックする。

- 鶏だしうま塩
- 濃厚白湯
- うま辛キムチ
- 鯛と帆立
- 鶏だしコク醤油
- 焼きあごだし
冷凍庫や引き出しを開けて、
「今日はどの味にしようかな」と考えるだけで、ちょっと楽しい。
野菜はザクザクと切るだけ。
- 白菜
- キャベツ
- 大根
- カブ
きのこはその日の気分で数種類。
豆腐は切って入れるだけ。
油揚げはそのままでもいいし、
余裕があるときは中にお餅を入れて、ちょっとだけ“頑張った感”を演出。
最後に、残ったスープにごはんと卵を入れておじやにする。
この瞬間が、いちばん好きかもしれない。
自分のためなら、ちょっとくらい頑張れる
料理って、「誰かのために」と思うとちょっと気が重い。
でも――自分のためなら、なぜか少しだけ頑張れる。
レシピ通りじゃなくても、ちょっとした実験感覚で楽しめるし、
失敗しても「まぁいっか」で終われる。
責任は自分だけ。
だからこそ、気楽にできることもある。
美味しい方がもちろんいいけど、
ちょっと味が薄かったり、微妙だったりしても、
それはそれで面白い。
生活のなかの“自分研究”みたいな感じで、毎日の鍋を続けている。
自炊って、こうじゃなくていいのかもしれない
誰かのように、丁寧にだしを取って、
副菜までつけて、栄養バランスも完璧に――
……なんてできないけど。
でも私は、ちゃんと自分をあたためている。
それって、自炊の本質なのかもしれないと思った。
無理に頑張らなくてもいい。
「なんとなくでも、自分を気にかける」
そのこと自体が、今の私にはすごく意味がある気がする。
🍲 まとめ:簡単・うまい・飽きない。湯気の向こうにある「なんとかなるかも」
そんな鍋生活だけど、
実はこの冬のクリスマス、少しだけ頑張る予定。
ひとり用の小さなチキンと、
クリームシチューと、
お気に入りのケーキでも買って、
“ひとりクリスマスパーティー”をしてみようかなって思ってる。
誰かと過ごすことだけが、特別な夜じゃない。
自分のために、ちゃんと用意する時間だって、
きっとちゃんとあたたかくなる。
それを楽しみに、今日もまた鍋を作る。笑
しかも鍋って、普通に美味しい。
簡単なのに、味のバリエーションも豊富で飽きない。
「今日は何味にしようかな」と考えるだけで、ちょっと楽しい。
洗い物も、一人鍋と取り皿と箸だけ。
これだけで完結するのもありがたすぎる。
つまり――
簡単、うまい、飽きない。
冬の夜に求めるもの、全部そろってました。笑
あなたの冬の食事、どんなふうに過ごしていますか?
- 料理が得意じゃない
- 寒くて何もしたくない日
- 何が食べたいか思いつかない日
そんな時、あなたはどんなものを食べていますか?
毎日立派じゃなくても、
ちょっとした工夫とか、ささやかな自分だけの“癒しメニュー”、
あったりしますか?
まとめ|湯気の向こうに、「なんとかなるかも」がある
今日もまた、おじやの湯気にほっとして、
「なんとかなるか」って、少し思えた。
それで十分な日も、冬にはたくさんある。
料理は苦手でも、自分をあたためる方法なら、私にもちゃんとあった。
📮 あなたの“ズボラだけど心あたたまる冬ごはん”、どんな感じですか?
鍋でも、スープでも、コンビニでも。
「これが私の冬の味方!」があったら、ぜひ教えてください。
感想やゆるいお便りは
こちらのお問い合わせページから、
お気軽にどうぞ。笑

