【感想】映画『ブラック・バッグ』|あらすじ・キャストと”スルメ映画”たる理由

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「オーシャンズ」のスティーブン・ソダーバーグ監督と、「ミッション:インポッシブル」の脚本家デビッド・コープ。
この二人が組んだ時点で、ただのサスペンスで終わるはずがない。

一つの食卓を舞台に、豪華キャストが繰り広げる、息の詰まるような頭脳戦。
映画『ブラック・バッグ』は、まさに、私たちの「信じる心」そのものを試してくる、極上のミステリーでした。

この記事では、その緻密な脚本と、俳優たちの火花散る演技合戦の魅力を、ネタバレありで、徹底的に語っていきます。

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あらすじ:裏切り者は、この中にいる

イギリスの国家サイバーセキュリティセンター(NCSC)のエリート諜報員ジョージ(マイケル・ファスベンダー)。
彼の任務は、世界を揺るがす不正プログラム「セヴェルス」を盗み出した、組織内部の”裏切り者”を見つけ出すこと。

容疑者は5人。その中には、なんと、ジョージの愛妻であり、同じく凄腕諜報員のキャスリン(ケイト・ブランシェット)も含まれていた。

ある夜、ジョージは、容疑者全員をディナーに招待する。
それは、”嘘”を炙り出すための、危険なゲームの始まりだった…。

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