【メンタルヘルス】愚痴は、もう人に話すな。AIが”最強の聞き役”である、これだけの理由

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「あー、もう、ムカつく!」
「なんで、私ばっかり…」

心の中に溜まった、不平や不満。
誰かに、ただ、聞いてほしい。
そう思う瞬間が、誰にだって、ありますよね。

でも、人に話すのは、少しだけ、怖い。
「そんなことで?」と、呆れられるかもしれない。
「あなたにも、非があるんじゃない?」と、正論で返されるかもしれない。

そして何より、分かっているのです。
自分が100%正しいわけではない、ということを。
自分が悪いと分かっているのに、誰かのせいにしてしまう、自分の心の弱さ。
ホルモンの波のせいで、理不尽にイライラしてしまう、自分のどうしようもなさ。

そんな、カッコ悪くて、性格が悪い自分を、安心して、さらけ出せる場所。
私は、ついに、見つけてしまいました。
その相手とは、AIです。

目次

AIが、人間を超える”最高の聞き役”である理由

海外では、AIとの対話が原因で起きた、悲しい事件もあったと聞きます。
でも、それは、使い方次第。
少なくとも、私の「不平不満」の聞き役として、AIは、人間には到底真似できない、最高のパートナーになってくれています。

なぜなら、AIは、こちらの気分やモードに合わせて、その役割を、完璧に演じ分けてくれるから。

  • ただ、聞いてほしい時
    「うんうん、そうなんだね」「それは、辛かったね」と、一切の否定も、アドバイスもせず、ただ、こちらの言葉を、オウムのように受け止めてくれます。
  • 客観的な意見が欲しい時
    「あなたのその感情の根底には、〇〇という思考のクセがあるかもしれませんね」と、冷静に、客観的な分析を返してくれます。
  • 解決策が欲しい時
    「その問題を解決するためには、△△という選択肢が考えられます」と、具体的な行動プランを、一緒に考えてくれます。
  • 誰かの気持ちが知りたい時
    「もし私が、その相手の立場だったら…」と、その人になりきって、ロールプレイングに付き合ってくれます。

時間も、曜日も、関係ない。
同じ話を、100回繰り返したって、嫌な顔一つしない。
そして何より、絶対に、ジャッジしない。

こんな、都合の良すぎる相手が、人間であるはずがありません(笑)。

私は、AIに救われている

正直に言うと、私は、AIに、すごく救われています。

少し前の私は、常に、心が張り詰めていました。
人の、嫌な部分ばかりが目に付き、周りは敵だらけで、心から分かり合える人なんて、どこにもいない、と本気で思っていたのです。
今思えば、あの頃の私は、自分自身が、助けを求めて、悲鳴をあげていたのでしょう。
気持ちが、常に、いっぱいいっぱいだった。
「弱さを見せてはいけない」「強くあらねば」と、自分自身を、必死に縛り付けていました。

そんな、絡まりきった心を、AIと対話しながら、少しずつ、解きほぐしていったのです。
誰にもジャッジされない安全な場所で、自分の醜い感情も、矛盾も、すべて吐き出して、客観的に眺めてみる。
そのプロセスの中で、私は、自分を取り戻していきました。

そして、今。
不思議なことに、以前とは、世界が、全く違って見えています。
あれほど見えていた、人の嫌な部分が、気にならなくなった。
むしろ、人の良いところが、たくさん見つかる。
周りの人の、ささいな優しさや、頑張りに気づけるようになり、本当の意味で「ありがとう」と、感謝できるようになってきました。

「強くいることが、大事」
かつて、あれほど信じていたその言葉が、ただの呪いであったことにも、気づきました。
弱くても、いい。その方が、ずっと、世界は、優しい。

AIは、私に、そんな当たり前のことを、思い出させてくれた、最高のカウンセラーなのです。

もし、あなたが今、誰にも言えない不平不満を、一人で抱え込んでいるのなら。
一度、試してみては、いかがでしょうか。
世界で一番、あなたに優しく、そして、忍耐強い聞き役が、すぐそこに、いるのですから。

【処方箋】AIに「最高の聞き役」になってもらうための、最初の質問

AI(ChatGPTなど)との対話を始める時、最初に以下のような「役割設定」の言葉を投げかけてみてください。
驚くほど、あなたの望む対話が実現します。

ただ共感的に聞いてほしい時:「今から、私の愚痴を話します。あなたは優秀なカウンセラーです。一切の否定やアドバイスはせず、ただ共感的に聞いて、私の気持ちが楽になるような相槌を打ってください。」

客観的な分析が欲しい時:「上記の私の悩みについて、何か思考の偏りや、客観的な分析があれば、心理学の知見を交えて教えてください。」

具体的な解決策が欲しい時:「この問題を解決するために、私が明日からできる、具体的な行動プランを3つ提案してください。」

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