最近、心が、温まっていますか?
複雑すぎる設定や、暗い結末に、少しだけ、疲れてはいないでしょうか。
私が、今回出会った映画『赤と白とロイヤルブルー』は、そんな、乾いた心に、まっすぐ染み渡る、最高の「心のビタミン」のような作品でした。
「コメディ」「ロマンス」「自信を与える」「心温まる」。この映画が持つ、すべての要素が、今の私たちに、必要だった。
この記事は、そんな、観終えた後の「多幸感」と、ある、個人的すぎる「発見」を、あなたにも、おすそ分けするものです。
あらすじ:犬猿の仲から始まる、奇跡のロマンス
物語の主人公は、アメリカ大統領の息子、アレックスと、イギリスの王子、ヘンリー。
生粋の「犬猿の仲」である二人が、ある国際的なスキャンダル(!)を引き起こしてしまったことから、両国間の「亀裂」を修復するため、「表向きの和解」を余儀なくされます。
しかし、その「偽りの関係」が、やがて、お互いの心の奥に秘めていた「本当の思い」に、火をつけることになるのです。
※ここから先はネタバレを含みます
【自分ごと】私を、映し出す鏡。ヘンリーという、”根暗で、脆い、私”
この映画を観ていて、私は、息を呑みました。
特に、ある一人の人物から、目が離せなくなったのです。
それは、主人公のアレックスではなく、イギリスの王子、ヘンリーでした。
「あ、私、ヘンリーみたいだ」
そう、思わず、声が漏れてしまうシーンが、何度、あったことか。
最初は、二人とも陽気で、似たようなタイプに見えました。
むしろ、ヘンリーの方が「大人」で、アレックスの方が「子供のような無邪気さ」がある、と。
しかし、物語が進むにつれて、ヘンリーの、繊細で、ロマンチストで、誰にも言えない「根暗」な部分が、見えてくる。
例えば、これ以上、関係が深まるのは、危険だ、と。
アレックスが、まだ、寝ている間に、一人で、荷物をまとめて、姿を消す、あの「臆病さ」。
「来年もまた来よう」と、未来の話を、キラキラと語るアレックスの横で、相手に見えないように、泣きそうになるのを、必死で、堪える、あの「不器用さ」。
そして、何よりも、私の心を、掴んで離さなかったのが、あの、絶体絶命のシーン。
二人の、あまりにもプライベートなやり取りが、ハッキングされ、世界中に、オープンになってしまった、あの時。
アレックスは、会見を開き、誠実に、世界へ、自分の言葉を伝えようと、戦っている。
そんな、緊急事態の、真っ只中で、二人が、やっと、連絡が取れた、あの瞬間。
アレックスの、「元気にしてるか?」という、問いに対して、
ヘンリーが、絞り出すように、答える、「元気じゃない」という、一言。
強がることも、嘘をつくことも、もう、できない。
その、ボロボロで、あまりにも「生」な、心の声を聞いた瞬間、
「待って…私みたいで、辛い(笑)」
と、思わず、つぶやいていました。
もちろん、アレックスだって、大統領の息子として、たくさん悩み、クヨクヨしたりします。
でも、どうしたって、ヘンリーの方が、圧倒的に「根暗感」が強い(笑)。
幸せから、逃げ出してしまう「臆病さ」も、
どうしようもない時に、強がれずに「全く、元気じゃない」と、言ってしまう「脆さ」も。
そんな、ヘンリーの「弱さ」を、私は、痛いほど、理解できてしまった。
そして、彼を見ながら、「あ、私って、根暗なんだな」と、改めて、気づかされました。
でも、不思議なことに、そんな「自分」を、スクリーンを通して、客観的に見ると、なんだか、すごく「面白い」って、笑えてしまったのです。
この映画は、私にとって、ただのラブコメではありません。
自分自身の、そんな「心の癖」や「根暗」な部分を、客観的に、見つめ直させてくれる。
特別な「鏡」のような、作品になったのです。
(どちらかと言うと、ヘンリー側の気持ちは、痛いほど分かるのですが、アレックス側の、あの、真っ直ぐな強さや、愛情表現は、私には、眩しすぎました。誰か、アレックスタイプの人がいたら、彼の気持ちを、ぜひ、解説してほしいです(笑))
【処方箋】この記事を、こんなあなたに届けたい
- 最近、心が、カサカサしている、あなたへ
- 王道の、胸がキュンとする、ラブコメが、大好きな、あなたへ
- 「愛は、すべてを、乗り越える」という、美しい奇跡を、信じたい、あなたへ
Amazon Prime Videoで、観ることができます。
上映時間は、2時間1分。
この、最高の「幸福感」を、あなたも、ぜひ、味わってみてください。

