🕊️ 静かな気づき3行サマリ
- モノやお金の “ちょうどよさ”は、人によって違っていい
- 月に一度、自分なりのラインを整えることで、心に余白が生まれる
- 見直すことで、 「次にどうしたいか」 が自然と見えてくる
はじめに|暮らしの手ざわりを確かめるために
月に一度、ほんの少しだけ立ち止まって、
「最近、どんなふうにお金を使ってるかな」
「部屋の中、ちょっと物が増えてないかな」
そんなふうに見直す時間を持つようにしている。
それは節約のためでも、ミニマリズムのためでもない。
ただ、自分の暮らしを、そっとなぞり直すような作業。
“今の私にとって、心地いいってどういう状態だろう?”
それを確認する時間だと思っている。
元々、記録や調べることが好きだった
私は昔から、記録や調べものが好きなタイプ。
好奇心が強くて、何か気になるとすぐにメモしたり調べたりする癖がある。
貯金や株に興味を持ち始めた頃から、家計のことも自然と気になり出して、
今はアプリで家計簿をつけている。
といっても、“ちゃんと家計簿をつけてる”というより、“使ったお金を見える化している”感覚に近い。
- Amazonの買い物
- 食費や日用品
- 細かい生活費の変動
どれもサッと記録しておくだけで、「思ってたより使ってたかも」が防げる安心感がある。
モノを見直すのは、お金を見直すことでもある
すべてのモノは、一度は“お金”と引き換えに手に入れたもの。
だからこそ、月に一度モノを見直すことは、
自分がどんな価値基準でお金を使ってきたかを振り返る時間にもなる。
「これはもう使っていないな」「必要なかったかも」
と思ったら、記録しておく。
「同じようなものをまた買わないようにする」
そのための小さな気づきのメモとして、残すだけでいい。
1日1捨を1年間つづけていた頃の話
以前、“1日1捨”という習慣を1年間続けていたことがある。
毎日ひとつ、何かを手放す。
それはモノだけじゃなく、不要な思考やルール、
やめてもいい習慣も含まれていた。
「そんなに毎日捨てるものあるのかな?」と思っていたけれど、
意外と続くし、やってみると気づきが多い。
毎日記録していたおかげで、
「今の自分が何に執着していて、何に疲れていたか」が見えてきた。
また始めてもいいな、と最近思っている。
他人にとって必要でも、私には必要じゃないかもしれない
お金の使い方にも、「その人なりの基準」があると思う。
たとえば、洋服、美容、交際費、ガジェット、本、食…。
全部を削る必要はないけれど、
“自分にとっての優先順位”はちゃんと見ておきたい。
私はいつも、
「どんなときにお金を使って嬉しかったか」
「これはなくてもよかったかな?」を振り返るようにしている。
我慢ではなく、選び直す倹約。
それが、心地よさのあるお金の使い方だと思っている。
固定費の見直しは、マストでやってる(笑)
特に固定費は意識的にチェックするようにしている。
たとえば家賃。
安すぎると居心地が悪くなるし、
高すぎるとプレッシャーが大きい。
私は、狭すぎる空間にいると息が詰まるタイプなので、
多少広めでも、開放感のある空間を選ぶことが大切だと感じている。
「高い or 安い」ではなく、
“自分にとってちょうどいいか”が基準。
まとめ|“見直す”ことは、自分をやさしく整えること
月末の静かな時間に、お金とモノを見直す。
それは、新しい月に向けて、気持ちと暮らしを軽やかに整える時間。
- 自分にとって今、本当に必要なものってなんだろう?
- 今月、どんなお金の使い方をして嬉しかったかな?
そんな問いかけを、自分のために持ってあげたい。
完璧じゃなくていい。
でも、しっくりくる暮らしは、自分でつくっていける。