【ペスカタリアン体験談】肉を食べるのをやめた意外な理由と、体に起きた3つの嬉しい変化

翻訳

会社は、一種の「外向き合戦」の場。波風を立てないのが、クレバーな生存戦略。
…まあ、私の場合、その波風は、とっくに立った後なのだけど(笑)。

だから、私にはこの場所が必要でした。
会社では決して話せない、本来の自分を、正直に語れる場所が。

今日は、そんな私が、会社では決して話さないことの一つ。
「ペスカタリアンになった話」を、しようと思います。

目次

きっかけは、単純な「恐怖」だった

私がペスカタリアンになった、と言うと、「意識高いね」「ストイックだね」と言われるかもしれない。
いくら説明しても、周りからは、そう見える行為なのだと思う。

でも、私自身の内側から見えている景色は、それとは全く違う。
きっかけは、もっとずっと単純で、切実な「お肉への恐怖」だった。

何を隠そう、私はこれまで何度か、お肉で食中毒を経験している。
その度に、数日間、仕事もままならないほどの体調不良に苦しんだ。
そして、ある時、ふと思ってしまったのだ。
「もう、これ以上、あんなに苦しい思いをするのは、辞めよう」と。

それが、私のペスカタリアン生活の、あまりにもあっけない始まりだった。

そもそも、「ペスカタリアン」って何?

ここで、言葉の定義を、簡単に。

  • ペスカタリアン = ペス​​チェ(pesce / イタリア語で魚)+ ベジタリアン
  • 食べるもの: 魚介類、野菜、果物、豆、卵、乳製品など
  • 食べないもの: 陸の動物のお肉(牛、豚、鶏など)

つまり、「お肉は食べないけど、お魚は食べる、ゆるやかなベジタリアン」のこと。
私の場合、最初は「恐怖」から始まったけれど、続けていくうちに、この食生活が「今の自分に、とても合っている」と感じるようになってきた。

ちなみに、お魚だけでなく卵や乳製品も食べない完全菜食主義は「ヴィーガン」と呼ばれます。ペスカタリアンは、比較的ライフスタイルに取り入れやすいスタイルですね。

【効果】ペスカタリアン生活で体に起きた3つのメリット

この食生活に変えてから、私の体には、予想もしなかったポジティブな変化が起き始めた。食事以外の生活は、今まで通り。暑がりだから、水分をよく摂るのも、変わらない。
それでも、明らかに変わったことが、3つある。

① 夜にお米を2杯食べても、体が軽い(むしろ、痩せた)

「炭水化物、特にお米は太る」というイメージ、ありませんか?
不思議なことに、ペスカタリアンになってから、私は毎晩、お米を軽く2杯は食べている。
それなのに、体は驚くほど軽く、食後の、あの嫌な重さも感じない。
それどころか、少し体重が落ちて、体が引き締まった気さえしている。

② 頑固な「むくみ」が消えて、小顔になった(気がする)

私はもともと、むくみやすい体質だった。
しかし、この食生活を始めてから、顔や体のむくみを、一切感じなくなったのだ。
そのおかげか、友人から「あれ、なんか痩せた?顔がスッキリしたね」と言われることが増えた。
これは、自分でも「小顔になったのかも」と感じている、一番嬉しい変化かもしれない。

③ 体臭が、明らかに変わった

少し恥ずかしい話だけれど、体臭にも変化があった。
私は、昔からお肉とニンニクが大好きだった(すっかり過去形だ。笑)。
当時は気づかなかったけれど、今思えば、その食生活が、体臭にも影響していたのだな、と実感している。
魚と野菜中心の食生活は、自分の体を、内側からクリーンにしてくれている感覚がある。

「ストイック」じゃなく、「心地良い」選択を

この話をすると、「ストイックだね」と言われるかもしれない。
でも、私はただ、自分の体が「心地良い」と感じるものを、選んでいるだけ。
「〜べき」「〜しなきゃ」で自分を縛るのではなく、「こっちの方が、今の私には、合うみたい」という、ゆるやかな感覚。

もし、あなたが今の食生活に、何か少しでも違和感や不調を感じているなら。
完璧を目指さず、まずは「週に一日だけ、お肉を休んでみる」くらいの、小さな一歩から始めてみては、いかがだろうか。
そこには、あなたがまだ知らない、新しい「心地よさ」が、待っているかもしれないのだから。

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