物語の解読(映画・小説)– category –
映画や小説から受け取った感情の整理。
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【ネタバレあり】『逆転のトライアングル』に学ぶ、環境で変わる「個人の価値」|うまくいかないのは能力不足ではなく、構造の問題かもしれない。
久しぶりに、人間って面白いなと思う映画を観た。 『逆転のトライアングル』 美しさ、富、立場。それらが当たり前のように存在している世界が、ある出来事をきっかけに、一気に崩れていく。 そのとき人は、どんなふうに変わるのか。 そんなことを、静かに... -
「ひとりで満たされる」その先に、また誰かと出会うということ——映画『恋愛適齢期』
この映画を初めて観たのがいつだったか、もう思い出せない。でも、何度も観てきたということだけは確か。そしてそのたびに、「やっぱりこの映画が好きだな」と思う。 『恋愛適齢期(Something's Gotta Give)』。ありふれた恋愛映画とは少しちがって、“恋... -
【映画感想】Amazon Prime Video最新作『なんて楽しいクリスマス』|年末の疲れた心に効く、最高の”軽やかさ”
静かなインプット3行サマリ とにかく明るくて、テンポよくて、見ていて元気になる映画 家族あるあるに笑いながらも、じんわりくる場面も 年末のちょっと疲れた心に、ちょうどよかった一本 作品情報 タイトル:なんて楽しいクリスマス(原題:Oh. What. Fu... -
【ネタバレ感想】映画『パリタクシー』|「会いたい時に会えない」事実から、今日という日の尊さに気づく
人生の終わりに近づく時、誰と、どんな景色を見たいですか? 静かなインプット3行サマリ 人生に行き詰まったタクシー運転手と、死を目前にした92歳の女性が出会う一日限りのロードムービー 何気ないドライブが、いつしか「人生の再確認の旅」へと変わって... -
映画『東京タクシー』が教えてくれた、人生の小さな決断の意味
映画のあらすじと背景 本作は、91歳の名匠・山田洋次監督が手がけたヒューマンドラマ。主演は倍賞千恵子(85歳の高野すみれ役)と、木村拓哉(タクシー運転手・宇佐美浩二役)。 ある日、宇佐美は、85歳のすみれを高齢者施設まで送る仕事を引き受ける。け... -
【感想 ネタバレあり】『赤と白とロイヤルブルー』|根暗で臆病な”ヘンリー”は、私自身だった話(笑)
最近、心が、温まっていますか?複雑すぎる設定や、暗い結末に、少しだけ、疲れてはいないでしょうか。 私が、今回出会った映画『赤と白とロイヤルブルー』は、そんな、乾いた心に、まっすぐ染み渡る、最高の「心のビタミン」のような作品でした。「コメデ... -
【ネタバレ感想】映画『聖なる犯罪者』考察|なぜ”偽りの神父”は、人を救えたのか?
もし、あなたが、心から信頼している神父様が、実は、前科を持つ”犯罪者”だったら? 2019年のアカデミー賞国際長編映画賞にノミネートされ、世界中の映画祭で絶賛された、ポーランド映画『聖なる犯罪者』(原題:Corpus Christi)。 この記事は、その、あ... -
【感想】映画『ブラック・バッグ』|あらすじ・キャストと”スルメ映画”たる理由
「オーシャンズ」のスティーブン・ソダーバーグ監督と、「ミッション:インポッシブル」の脚本家デビッド・コープ。この二人が組んだ時点で、ただのサスペンスで終わるはずがない。 一つの食卓を舞台に、豪華キャストが繰り広げる、息の詰まるような頭脳戦... -
【正直レビュー】映画『8番出口』感想|なぜ絶賛されているこの作品が、私には”刺さらなかった”のか?(ネタバレあり)
世間では、絶賛されている映画『8番出口』。確かに、ゲームに参加しているような「体験」は、新しかった。 でも、どうしても、私の心は、最後まで動かなかった。 この記事は、「面白かった!」という大きな声の裏で、私と同じように、小さな「違和感」を... -
【ネタバレ考察】映画『バレリーナ』感想|ジョン・ウィックとの関係・時系列を徹底解説
あの伝説の殺し屋、ジョン・ウィックが属した裏社会。その世界線で、新たな復讐の物語が幕を開けます。今度の主役は、バレエで培った優雅さと、暗殺術を兼ね備えた、一人の”復讐の女神”。 映画『バレリーナ』は、「ジョン・ウィック」ユニバースの新たな扉...
