「今が、辛くても」
「ここで、耐えていれば、いつか、きっと、幸せになれる」
私たちは、知らず知らずのうちに、そんな「美徳」を、信じて、生きていないでしょうか。
でも、ふと、立ち止まってみてください。
あなたの人生は、こんな「無限ループ」に、陥っていませんか？
- なんとか、辛い時期を、乗り越える（心と体は、ボロボロ）
- でも、耐えた先に、待っていたのは、更なる「難題」
- また、歯を食いしばって、「頑張る」
- また、次の「難題」が、出現する
- （以下、ループ…）
最近、私が、心を落ち着けたい時に、読んでいる『北欧時間』という本に、この、あまりにも辛い「呪い」を、解くための、ヒントが書かれていました。
それは、「軽やかな成功法則」と、呼ばれる、新しい考え方です。
この記事は、そんな、古い「成功法則」に、疲れ果ててしまった、あなたと、私自身のための、新しい「地図」です。
「北欧時間」が教えてくれた、新しい”成功”のカタチ
その本が、教えてくれたのは、あまりにも、シンプルで、しかし、革命的な「成功」の定義でした。
【古い、”耐える”成功法則】
- 好きなことを、我慢する
- 辛いことに、耐える
- その結果、「成功（お金や地位）」が、手に入る（かもしれない）
【新しい、”軽やかな”成功法則】
- 好きなことをしている
- だから、幸せな状態で、過ごしている
- それこそが、すでに、「成功」である
…どうでしょうか。
私は、この文章を読んだ時、頭を、ガツンと殴られたような、衝撃を受けました。
「成功」とは、遥か未来の、ゴールの先にあるものではなく、今、この瞬間の、「好き」という感情の中に、すでにある。
そう、教えてくれたのです。
でも、頭をよぎる「2つの不安」
でも、そうは言っても。
いざ、この「軽やかな成功法則」を、生きようとすると、私たちの頭の中には、必ず、二つの「不安」が、顔を出します。
不安①：「好きなことばかりしていたら、お金が、足りなくなるんじゃないか？」
不安②：「好きなことをしてる時間って、ただ、自分が楽をしているだけ。努力をしていない、ダメな自分なんじゃないか？」
私自身、この「不安」のせいで、どれだけ、自分の「好き」という感情に、蓋をしてきたか、分かりません。
「楽をしたい」と願いながらも、心のどこかで、「楽＝悪」だと、自分を、責めていたのです。
あなたの「好き」が、道になる、その日まで
では、どうすれば、この「不安」を、乗り越えることができるのか。
この本が、示してくれたのは、いきなり、すべてを捨てるような、無謀なジャンプではありませんでした。
それは、とても、地道で、優しい「第一歩」です。
まずは、「生産性のないこと」「お金にならないこと」だとしても、あなたが、心から「好き」だと感じる時間を、一日の中で、少しずつ、増やしていく。
なぜなら、「良い気分」でいること。それ自体が、あなたの、周りへの影響や、行動を、ポジティブに変えていくからです。
そして、その「好き」を、続けていくうちに、ほんの少しずつ、「あなたの”好き”で、人に喜んでもらえる方法」が、見えてくるかもしれない。
そうしたら、きっと。
その時、あなたの「好き」は、あなたの人生を、支えてくれる、立派な「道」になっているはずだから。
私が、目指したい、これからの生き方
この記事を書きながら、私は、改めて、決意を固めました。
私は、この「軽やかな成功法則」を、目指したい。
私が、効率を求め、ミニマリストになり、働く時間を減らしたいと願うのは、決して、ただ「怠惰」になりたいからでは、ありません。
それは、私の、貴重な、限りあるエネルギーを、
「我慢」や「不安」に、使うのではなく、
「好き」という、ポジティブな感情で、この世界を満たすために、使いたいから。
その、小さな、小さな、積み重ねこそが、私を、そして、いつか、私の周りの誰かを、本当の「豊かさ」へと、導いてくれる。
私は、そう、信じています。
【処方箋】「頑張りすぎ」てしまう、あなたへ
もし、あなたが、今、古い「成功法則」のループの中で、苦しんでいるのなら。
今日、寝る前の10分だけでもいい。
お金にも、誰の役にも立たなくてもいい。
ただ、あなたが「好き」だと感じることだけに、没頭してみませんか。
その、小さな「聖域」こそが、あなたの、新しい人生の「始まり」になるのですから。
