はじめに|ポジティブって言葉すら、ちょっと疲れるとき
今日、友達からこんな連絡がきた。
「なんか最近ずっとやる気が出ない」
「ネガティブで、なかなか戻れないんだよね」
ああ、わかるなあ、と思った。
そんなときって、ポジティブって言葉さえ、ちょっと重たい。
「元気にならなきゃ」と思うほどに、
今の自分をどんどん否定してしまう。
わたしもよく、そういうときがある。
勝手に“ネガティブキャンペーン”って呼んでるんだけど、笑
でも今日は、その時期のわたしなりの過ごし方を、そっと残しておこうと思う。
回復しなきゃ、って思うほど苦しくなる
ネガティブなときって、
どうしても「こんな自分はダメだ」って考えてしまう。
・前はもっと頑張れてたのに
・こんなんじゃ周りに迷惑かけちゃう
・早く元に戻らなきゃ
でもたぶん、その“元気な自分に戻ろう”っていう焦りが、
いちばん自分を苦しめてるのかもしれない。
わたしのやり方|低空飛行のまま、小さな幸せを拾う
ネガティブキャンペーン中のわたしがやってることは、
がんばって上がろうとするんじゃなくて、
今の自分でも感じられる「小さな幸せ」をただ、そっと集めること。
- コーヒーがちょっとおいしい
- 外の光がやわらかくてきれい
- 洗濯物の匂いがすき
- 目に入った花がきれいだった
- ごはんがちゃんと食べられた
そういうことを、“うれしい”って思ってもいいって、自分に許す。
回復しなくても、別にいい。
落ち込んでるままで、“少し幸せ”を感じてもいい。
気づいたら、なんとなく穏やかになってた
がんばらなくても、ちゃんと人は戻る。
無理に元気になろうとしなくても、
小さな感覚の積み重ねが、心をやさしくほどいてくれる。
ネガティブなまま幸せを感じることは、
何かに勝つことじゃなくて、
「自分を見捨てない」ってことなんじゃないかなと思う。
おわりに|そのままの自分でも、ちゃんと日々は続いていく
落ち込んでるときの自分を、
「このままじゃダメだ」って思いすぎなくていい。
そのままの自分でも、ちゃんと目の前のものを味わっていい。
ネガティブキャンペーンは、
いつのまにか終わってるものだと思ってる。その間も、“わたし”はちゃんと生きてたなあって、
あとから気づけたら、それで十分。
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