静かな気づきの3行サマリ
- 一人暮らしを始めてから、カフェで読書する時間が自分だけの楽しみになった
- 自分にとって心地よいカフェには、静けさとちょっとした距離感がある
- 誘惑のない場所で本と向き合うことで、心がゆっくり整っていく
はじめに|なぜカフェで読書するようになったのか
一人暮らしを始めてから、自然と「カフェで読書する時間」が楽しみになった。
部屋で過ごすのも好きだけど、そこにはやることも、やりたいことも、PCもあって、どうしても集中しきれない。
気がつけばYouTubeを見たり、スマホを触ったりしてしまう。
本を読むつもりだったのに、のんびり時間だけが過ぎていた──そんな日も少なくなかった。
だからこそ、「読むことだけに集中できる場所」を求めて、カフェに足を運ぶようになった。
私にとっての“良いカフェ”とは?
最初はふらっと、いろんなカフェを試していた。
でも、だんだん「自分にとって落ち着けるカフェ」の共通点が見えてきた。
- あまり混んでいないこと(席に余裕がある)
- 騒がしくなくて、程よいざわめきが心地よいこと
- 駅から少し歩く距離で、ちょっとした散歩にもなる場所
- 食べ物や飲み物が、自分の好みに合っていること
歩いているあいだに頭がリセットされて、
カフェに着くころには、自然と本を開く気持ちが整っている。
そうやって、自分にとっての“読書カフェ”が、少しずつわかるようになってきた。
どんなふうに利用してる?私のカフェ時間
私がカフェで読書をするのは、月に1〜2回くらい。
時間帯は、平日の休みの日の夕方──17時から20時くらいまで。
お昼の時間をずらすことで、カフェは少し落ち着いていて、
あたたかい飲み物を片手に、本を開くのにちょうどいい空気感。
スマホも音楽もオフにして、ただページをめくる時間。
読みたい小説やエッセイを持っていって、
お腹が空いたらパスタやケーキを頼む。
2〜3時間あっという間に過ぎていく。
自分の部屋ではうまく作れなかった“集中する時間”が、 ここでは自然と流れてくれるのが不思議だ。
まとめ|自分だけの静かな場所を見つけること
カフェで本を読むようになってから、 私は少しだけ、自分の時間に深さが出た気がする。
お気に入りのカフェで、好きな本を開く。
ただそれだけのことなのに、心がすっと落ち着いて、 気づけばいろんなことを受け入れられるようになっていた。
誰とも話さず、でも誰かの気配を感じながら、 本と向き合い、自分と向き合う時間。
そんな静かな習慣が、これからも暮らしのなかにあってほしいと思う。
ちなみに最近は、カフェ以外の場所でも読書時間を楽しみたい気持ちがある。
たとえば、ホテルに泊まって読書に集中する時間。 “ブックホテル”のような、本に囲まれた空間で過ごすのも、きっと特別な体験になる。
日常の場所を少しだけ変えるだけで、読むという行為にも新しい広がりが生まれる気がしている。
特にブックホテルのような場所は、私にとって読書の旅先のようなもの。
今後も、毎年の小さな習慣として続けていきたいと思っている。
その年の気分や、自分の状態に合わせて選んだ本と静かに向き合う時間。
それがきっと、1年をリセットする静かな儀式になる。
“読むこと”は、整えること。
私にとってカフェ読書は、そんな時間です。