「どうして自分はこんなに面倒なんだろう…」
「周りの人と同じように、うまく人間関係を築けない…」
そんなふうに、自分を責めてしまう夜はありませんか?
この記事は、そんな「厄介」なHSS型HSPの私が、自分自身の「人間関係の癖」を正直に分析し、どうすれば少しでも楽に生きられるかを考えた、私のための、そして、かつての私のようなあなたのための「取扱説明書」です。
HSS型HSPの人間関係「あるある」3選|私が『厄介』だと感じること
まずは、私が「ああ、私のこういうところ、本当に厄介だな…」と感じてしまう、代表的な3つのパターンをご紹介します。
あるある1:一人が好き、でも孤独は嫌い
一人で過ごす時間は、心と体を充電するために絶対に必要。でも、誰からも誘われない日が続くと、「私、忘れられてる?」「もしかして、嫌われてる?」と急に寂しくなって、勝手に落ち込んでしまう。この面倒な矛盾を、常に抱えています。
あるある2:相手の気持ちが分かりすぎて、勝手に疲れる
相手の言葉の裏や、表情の些細な変化を読み取りすぎて、頼まれてもいないのに気疲れしてしまいます。前の職場では、その察しの良さから「探偵」と呼ばれていたことも。相手の本音が見えすぎて、がっかりしたり、傷ついたりすることも少なくありません。
あるある3:一度心を許すと、距離感がバグる
普段は鉄壁のガードを誇るのに、一度「この人、好き!」となると、一気に心の距離を詰めて、すべてを曝け出してしまいます。その結果、相手を驚かせたり、逆に自分が傷ついたり…。0か100かしかない、不器用なところも「厄介」だなぁと感じます。
HSS型HSPが人間関係で疲れないための「3つのルール」(私のトリセツ)
この「厄介」な自分と上手に付き合っていくために、私は自分自身にいくつかのルールを課しています。
ルール1:「会社の飲み会」には、行かない
仲を深めるための飲み会。でも、私にとっては、そこで交わされる雑談やプライベートの話が、逆に仕事に支障をきたすノイズになってしまうことがあります。だから、私は行きません。
その時間を使って、一人でカフェで読書をする方が、よっぽど心が満たされるし、生産性も高い。そう、割り切っています。
ルール2:「良かれと思って」人のことを察しすぎない
以前の私は、持ち前の察しの良さで、相手の意図を読んで、他の人が気づかないうちにフォローに回っていました。でも、それでひどく疲れてしまうことに気づいたんです。
だから、やめました。「人のことは、なるべく放っておく」。私が先回りしてやらなくても、世界はちゃんと回っていく。そう思ったら、すごく楽になりました。
ルール3:「友達ゼロ」を恐れない
私は、表面的な関係や、利害関係で繋がるくらいなら、友達がゼロでも構わないと思っています。一人でいることを、自分で「よし」としています。
もちろん、その代わり、寂しい時もあります。だから、私はこうして「発信」しているのかもしれません。誰かと、うわべじゃない、心で繋がりたいと願って。
まとめ:厄介な自分も、丸ごと愛してあげる
「自分で自分が厄介」と感じるのは、それだけあなたが、自分の内面と真剣に向き合っている証拠です。
厄介な自分も、面倒な自分も、丸ごと受け入れて、自分だけの人付き合いの形を見つければいい。私たちは、そのままで十分、愛される価値がある。
私は、そう信じています。
このトリセツが、同じように悩むあなたの心を、少しでも軽くできたら嬉しいです。