「まず逃げる」という選択
適応障害になって一番つらかったのは、
症状そのものよりも、
“理解されないこと”だった。
会社での人事面談や、産業医面談。
本来はサポートのための場なのに、
正直、かなりしんどかった。
一番つらかったのは「振り返ること」だっ
回復の流れって、たぶんこう言われることが多い。
① 休む
② 整える
③ 振り返る
④ 次を考える
でも実際にしんどいときは、
この③が一番つらい
「どうしてこうなったのか」
「これからどうするのか」
そういう話を聞かれる。
でもその時の自分は、
まだそのストレスの中にいる状態
なんとかやり過ごしているだけで精一杯なのに、
そこを言葉にしようとすると、
もう一度、同じ傷をなぞるような感覚になる。
経験していないと分からない壁
適応障害って、
「環境が合わなかっただけでしょ」とか
「ちょっと休めば戻れるでしょ」とか
そう見られることも多い。
でも実際は、
自分ではコントロールできない状態
だからこそ「障害」という名前がついている。
これは、正直
なったことがない人には分からない領域だと思った。
「生活を整えてください」がつらかった
面談でよく言われたのが、
- 朝ちゃんと起きましょう
- 生活リズムを整えましょう
という言葉。
もちろん、正しい。
でもそのときの自分には、
その“正しさ”がしんどかった。
できないから困っているのに、
「できる前提」で話が進む。
そのズレが、地味にきつい。
まずは「逃げる」でよかった
そんな中で救われたのが、
心療内科の先生の言葉だった。
「まずは逃げていいんだよ」
この一言で、一気に力が抜けた。
- 休んでいいんだ
- 離れていいんだ
そう思えたとき、初めて少しだけ楽になった。
もちろん、不安がなくなったわけではない。
でも、 無理に向き合わなくていい
それだけで、
かなり違った。
回復には「順番」がある
今振り返ると、やっぱりこの順番だったと思う。
① まず離れる(逃げる)
② 少しずつ整える
③ 落ち着いてから振り返る
④ 次を考える
この順番じゃないと、心がついていかない。
特に、③はエネルギーを使うし、少し回復してからでいい。
これを知らないと、
かなりしんどい。
まずは距離を取る
だから今つらい人に伝えたいのは、まずは距離を取っていい
向き合うのは、そのあとでいい。
もう少し回復してからでいい。
無理に強くならなくてもいい。
3行まとめ
・つらいときに振り返るのは、かなりきつい
・まずはストレス源から離れるのが先
・回復には順番がある

