暮らしと思考の記録– category –
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『落下の解剖学』を観て、「見え方がすべて」な世界にモヤついた話
映画館に貼られていたポスター。そのビジュアルを見た瞬間、「これ、きっと好きなやつだ」と思って、何の前情報もなく、観に行ったのが『落下の解剖学』だった。 観終わったあと、言葉にならないモヤモヤがずっと残った。「真実は何だったのか」ではなく、... -
無理せず、自然に。——“類は友を呼ぶ”を改めて感じたとき
最近、「類は友を呼ぶ」って言葉を思い出すことが増えた。昔からある言葉だけど、なんだか今の自分にしっくりくる。きっと、前よりも人との距離感とか、関係の温度みたいなものをちゃんと感じるようになったからかもしれない。 似てる人と一緒にいるって、... -
ネガティブキャンペーン中のわたしへ|心が沈むときの過ごし方
はじめに|ポジティブって言葉すら、ちょっと疲れるとき 今日、友達からこんな連絡がきた。 「なんか最近ずっとやる気が出ない」「ネガティブで、なかなか戻れないんだよね」 ああ、わかるなあ、と思った。そんなときって、ポジティブって言葉さえ、ちょっ... -
今さらだけど、わたしのことと、この場所のこと
このブログを始めてから、映画や本のことをずっと書いてきたけれど、そういえば「自分のこと」をちゃんと書いたことがなかったな、と思って。今さらではあるけれど、この場所のこと、そしてわたし自身のことを少しだけ書いてみようと思う。 名前について ... -
わたしの“選ぶ自由”|持たないことで、本当に欲しいものが見えてきた
はじめに|選ぶ、ということの静かな強さ わたしは“選ぶこと”が好きだ。それは「多くの中から選ぶ」ことではなくて、「本当に自分に合うものを、ちゃんと見つけて選ぶ」こと。 いつの間にか、私たちの暮らしは“選ばされる”場面であふれている。情報も、人... -
言葉にできない気持ちを、映画『めがね』がそっと代弁してくれた
はじめに|説明できないけど、ちゃんと在るもの ときどき、気持ちに名前がつかないまま日々を過ごしていることがある。「疲れている」でも「悩んでいる」でもないけど、何かがずっと胸の奥で、静かに揺れているような感じ。 そんなときに観た『めがね』は...
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