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村上春樹『もし僕らのことばがウィスキーであったなら』|言葉に酔うということ
1|はじめて読んだ村上春樹は、この旅エッセイだった 実を言うと、私はずっと村上春樹を読まずにいた。なんとなく、まわりに熱烈なファンが多くて、「信者」みたいな空気がちょっと苦手だった。本屋でもずっと平積みにされてるし、名作扱いされすぎてて、... -
私はいま、ファンタジーに逃げている|日常と感覚の境目で
感情と五感を揺らしたいだけ 最近、私は意図的に現実から少し距離を取っている。日常は穏やかで、何も不満があるわけじゃない。仕事も、人間関係も、大きな波もなく、静かに流れている。 だけど、どこかで少しだけ、物足りなさを感じていた。 「これでいい... -
どうして私は、一人で暮らすことを選んだのだろう?― 「寂しい」のではなく、「私に戻る」ために選んだ暮らし
静かな気づきの3行サマリ 一人の時間が大好きで、家という空間そのものが心のよりどころだった 誰にも気を使わず、自分の時間を自分で整える喜びがある 体調を崩したときの孤独も含めて、一人でいることの意味が深まった 一人暮らしを始めたきっかけ ずっ... -
こんな感じで生きてます|朝、早く起きるようになった話
ずっと夜型だった。夜の空気が好きで、静かな時間にぼんやりしたり、急に本を読み出したり。深夜にひとりでいると、世界が止まっているようで、なんだか安心できる気がしていた。 でも、ある日ふと、「もう夜更かしはいいかな」と思った。 何かきっかけが... -
『落下の解剖学』を観て、「見え方がすべて」な世界にモヤついた話
映画館に貼られていたポスター。そのビジュアルを見た瞬間、「これ、きっと好きなやつだ」と思って、何の前情報もなく、観に行ったのが『落下の解剖学』だった。 観終わったあと、言葉にならないモヤモヤがずっと残った。「真実は何だったのか」ではなく、... -
『パリでメシを食う。』感想|“食べること=働くこと”を、静かに考えた一冊
はじめに|“メシを食う”って、こんなに心に響く言葉だったっけ タイトルを見たとき、グルメエッセイだと思っていた。おしゃれなパリの街で、こだわりの一皿を味わうような本かなと。 でもページをめくるたびに気づいた。この本に描かれていたのは、“食べる... -
無理せず、自然に。——“類は友を呼ぶ”を改めて感じたとき
最近、「類は友を呼ぶ」って言葉を思い出すことが増えた。昔からある言葉だけど、なんだか今の自分にしっくりくる。きっと、前よりも人との距離感とか、関係の温度みたいなものをちゃんと感じるようになったからかもしれない。 似てる人と一緒にいるって、... -
ネガティブキャンペーン中のわたしへ|心が沈むときの過ごし方
はじめに|ポジティブって言葉すら、ちょっと疲れるとき 今日、友達からこんな連絡がきた。 「なんか最近ずっとやる気が出ない」「ネガティブで、なかなか戻れないんだよね」 ああ、わかるなあ、と思った。そんなときって、ポジティブって言葉さえ、ちょっ... -
今さらだけど、わたしのことと、この場所のこと
このブログを始めてから、映画や本のことをずっと書いてきたけれど、そういえば「自分のこと」をちゃんと書いたことがなかったな、と思って。今さらではあるけれど、この場所のこと、そしてわたし自身のことを少しだけ書いてみようと思う。 名前について ... -
わたしの“選ぶ自由”|持たないことで、本当に欲しいものが見えてきた
はじめに|選ぶ、ということの静かな強さ わたしは“選ぶこと”が好きだ。それは「多くの中から選ぶ」ことではなくて、「本当に自分に合うものを、ちゃんと見つけて選ぶ」こと。 いつの間にか、私たちの暮らしは“選ばされる”場面であふれている。情報も、人...
