-
集中力を鍛えるより、集中できる場所へ移動する
家で過ごすのは好きだ。それなのに、本を読むときだけは、わざわざ家を出る。 自分でも、少し矛盾している気がしていた。この記事は、その理由を考えてみた記録である。 自宅は快適すぎて、本以外の選択肢が多い 家には、本を読む以外にやれることが山ほど... -
村上春樹『もし僕らのことばがウィスキーであったなら』|言葉に酔うということ
1|はじめて読んだ村上春樹は、この旅エッセイだった 実を言うと、私はずっと村上春樹を読まずにいた。なんとなく、まわりに熱烈なファンが多くて、「信者」みたいな空気がちょっと苦手だった。本屋でもずっと平積みにされてるし、名作扱いされすぎてて、... -
穏やかな日々に、なぜ私はホラー映画で心を揺さぶられたいのか
穏やかな毎日を送っているはずなのに、気づけば画面の中で悲鳴をあげている自分がいる。 苦手なはずのホラー映画を、この頃よく観ている。仕事にも人間関係にも大きな不満はない。それなのに、わざわざ怖い思いをしにいく。この記事は、その居心地の悪い一... -
一人暮らしが好きなのは、自由だけじゃなかった
家に帰ってきて、誰もいない。それだけのことが、なぜこんなに心を緩ませるのだろう。 一人暮らしをしていると、当たり前すぎて考えたこともなかったけれど、最近になって、その理由を少しずつ言葉にできるようになってきた。これは、一人暮らしを勧める記... -
こんな感じで生きてます|朝、早く起きるようになった話
ずっと夜型だった。夜の空気が好きで、静かな時間にぼんやりしたり、急に本を読み出したり。深夜にひとりでいると、世界が止まっているようで、なんだか安心できる気がしていた。 でも、ある日ふと、「もう夜更かしはいいかな」と思った。 何かきっかけが... -
『落下の解剖学』を観て、「見え方がすべて」な世界にモヤついた話
映画館に貼られていたポスター。そのビジュアルを見た瞬間、「これ、きっと好きなやつだ」と思って、何の前情報もなく、観に行ったのが『落下の解剖学』だった。 観終わったあと、言葉にならないモヤモヤがずっと残った。「真実は何だったのか」ではなく、... -
『パリでメシを食う。』感想|“食べること=働くこと”を、静かに考えた一冊
はじめに|“メシを食う”って、こんなに心に響く言葉だったっけ タイトルを見たとき、グルメエッセイだと思っていた。おしゃれなパリの街で、こだわりの一皿を味わうような本かなと。 でもページをめくるたびに気づいた。この本に描かれていたのは、“食べる... -
大人になって、「類は友を呼ぶ」の意味が少し変わった
最近、「類は友を呼ぶ」という言葉を、ふと思い出すことが増えた。 昔からある言葉だけど、なんだか今の自分にしっくりくる。ただ、若い頃に思っていた“類友”と、今感じている“類友”は、少し違う気がしている。 長く続いていた友人との、静かな変化 学生の... -
落ち込んでいることと、幸せを感じることは、同時にあっていい
友達から連絡がきた。 「なんか最近ずっとやる気が出ない」「ネガティブで、なかなか戻れないんだよね」 わかるな、と思った。この記事は、そういう時期に私が実際に考えたことの記録である。 「元気にならなきゃ」が逆に苦しくなる ネガティブなときほど... -
今さらだけど、わたしのことと、この場所のこと
このブログを始めてから、映画や本のことをずっと書いてきたけれど、そういえば「自分のこと」をちゃんと書いたことがなかったな、と思って。今さらではあるけれど、この場所のこと、そしてわたし自身のことを少しだけ書いてみようと思う。 名前について ...
