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【ネタバレあり】映画「オーバー・ユア・デッド・ボディ」感想|殺し合う夫婦が、いちばん人間らしかった
殺し合おうとしている二人の会話が、なぜこんなに愛おしいのだろう。 映画を観終わって、まずそう思った。人がぐちゃぐちゃにやられて、夫婦は本気で互いの命を狙っていて、それなのに笑ってしまう。この記事は、そんな奇妙な後味の正体をたどる、ひとつの... -
『ひつじ探偵団』感想&レビュー【ネタバレあり】|作り込まれた世界に、ただ夢中になった
映画が始まってすぐ、思った。 これは、世界観が好きだ。 そう感じた瞬間から、画面の細かい部分まで逃したくなくなった。作り込まれた世界に、最初の数分で引き込まれていく感覚。久しぶりに、ただ夢中になって観た映画だった。 ※この記事には、物語の核... -
愛だったのか、お金だったのか──映画『マテリアリスト』が残した、揺れたままの問い
スクリーンの光が消えた後、しばらく動けなかった。 面白かった、という感想より先に、もっと個人的な問いが来た。私がこれまで体験してきたものは、愛だったのだろうか。それともお金だったのだろうか。 映画を観るとき、物語の中に自分を見つけることが... -
「評価しない」ではなく「評価を全体像だと思わない」
映画に星をつけることに、以前からずっと違和感がある。 ★5でも★3でもいい。数字をつけた瞬間、その映画を観ている間に自分の中を通り過ぎていったものが、一つの記号に収まってしまう気がする。この記事は、その違和感を掘り下げてみた記録である。 ★3に... -
穏やかな日々に、なぜ私はホラー映画で心を揺さぶられたいのか
穏やかな毎日を送っているはずなのに、気づけば画面の中で悲鳴をあげている自分がいる。 苦手なはずのホラー映画を、この頃よく観ている。仕事にも人間関係にも大きな不満はない。それなのに、わざわざ怖い思いをしにいく。この記事は、その居心地の悪い一... -
『ドライブ・イン・マンハッタン』――親しくないからこそ、話せることがある
静かな気づきの3行サマリ 親しいから本音を話せるとは限らない。関係が続かないからこそ話せることもある。 親しい人に話した言葉には翌日があるが、一夜だけの相手にはその翌日がない。 立派でも正しくもない相手だからこそ、会話が説教や相談にならずに... -
『侍タイムスリッパー』―「どこで面白くなるんだろう」と待ち構えていた話
「今年一番面白い邦画だよ」 映画好きの友人から、そう強く勧められた映画『侍タイムスリッパー』。正直に告白すると、私は最後までこの映画に「ハマる」ことができませんでした。 なぜだろう。面白いと聞いていたのに、どうして心が動かなかったんだろう...
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